【わたしの特性】ADHD・ASDでもゲーム配信はできる?発達障害のあるわたしが感じた難しさと工夫
「ADHDやASDがあっても、ゲーム配信ってできるのかな?」
「コメントを読みながらゲームをするのって難しそう」
「毎日同じ時間に配信できる自信がない……」
そんなふうに考えている人もいるかもしれません。
わたしにはADHDとASDがあり、現在はTwitchを中心にゲーム配信をしています。
乙女ゲームを中心に、いろいろなゲームを遊んだり、視聴者さんと雑談したり。YouTubeに動画を投稿することもあります。
もちろん、いつも順調に活動できているわけではありません。
予定どおりに動けなかったり、やりたいことが多すぎて手が止まったり、思うようにいかないこともあります。
それでも、ゲーム配信はわたしにとって大切な活動になっています。
今回は、ADHD・ASDのあるわたしがゲーム配信をしていて感じた難しさや、続けるために意識していることをお話しします。
※この記事は、わたし自身の経験をまとめたものです。ADHD・ASDの特性や困りごとは人によって異なるため、すべての人に当てはまるわけではありません。
ADHD・ASDでもゲーム配信はできる?
結論から言うと、ADHD・ASDがあってもゲーム配信はできます。
少なくとも、わたしは実際に配信活動を続けています。
ただし、誰でも同じように配信できるという意味ではありません。
ADHDやASDの特性には個人差がありますし、得意なことも苦手なことも人によって違います。
わたし自身、ゲームをすることは好きですが、配信に関わる作業がすべて得意というわけではありません。
ゲームを遊ぶだけなら楽しいのに、配信の準備や予定の管理、動画編集などが重なると、負担に感じることもあります。
それでも、工夫しながら続けることはできています。
大切なのは、ほかの配信者さんと同じやり方を目指すのではなく、自分に合った活動方法を見つけることだと思っています。
わたしがゲーム配信で難しいと感じること
ここからは、実際にわたしが配信活動をしていて難しいと感じたことを紹介します。
ただし、これらすべてがADHD・ASDによるものだと断定できるわけではありません。
あくまで、わたし自身が経験してきた困りごとです。
やりたいことが多すぎて、何から始めればいいか分からない
わたしはTwitchでの配信だけでなく、YouTubeへの動画投稿やブログの更新などもしています。
ゲーム配信をしていると、やりたいことがどんどん増えていきます。
「あの配信の切り抜きを作りたい」
「ブログの記事も書きたい」
「次の配信の準備もしなきゃ」
そう考えているうちに、やることがたまってしまうことがあります。
全部やりたいのに、何から手をつければいいのか分からなくなる。
そんなときは、作業を始めること自体が難しくなってしまいます。
ゲームとコメントを同時に追うのが難しいことがある
ゲーム配信では、ゲームを操作したり文章を読んだりしながら、視聴者さんのコメントも確認します。
わたしもコメントを見落としてしまうことがあります。
特に、物語に集中しているときは、ゲームの内容を追うことに意識が向いてしまいます。
コメントを読んで会話することも大好きなので、できるだけ反応したい気持ちはあります。
でも、ゲームとコメントの両方を完璧に追うのは簡単ではありません。
予定どおりに配信できない日がある
配信予定を決めていても、思うように動けない日があります。
寝坊してしまったり、疲れていたり、急な予定変更があったり。
配信したい気持ちはあるのに、予定どおりにできないと落ち込むこともあります。
特に、活動を続けたいと思っているほど、休むことに焦りを感じてしまうことがあります。
配信後の動画編集が大変
わたしは配信の切り抜きをYouTube Shortsにも投稿しています。
でも、動画編集は負担に感じる作業のひとつです。
数時間ある配信アーカイブから面白い場面を探して、切り出して、字幕をつける。
配信しているときは楽しかったのに、編集作業になるとなかなか手が進まないことがあります。
動画にしたい場面はたくさんあるのに、作業が追いつかない。
これも、活動を続ける中で感じている悩みです。
ゲーム配信を続けるために工夫していること
難しいことはありますが、少しでも活動を続けやすくするために意識していることもあります。
配信時間をある程度決める
わたしは、配信する時間帯をある程度決めるようにしています。
毎回ゼロから『今日は何時に配信しよう?』と考えるよりも、基本の時間帯がある方が予定を立てやすいからです。
もちろん、必ず予定どおりにできるわけではありません。
それでも、活動の目安があることは助けになっています。
完璧な配信を目指しすぎない
配信をしていると、改善したいことが次々に見つかります。
もっと面白く話したい。
コメントを見落とさないようにしたい。
配信画面も整えたい。
でも、すべてを一度に完璧にしようとすると、準備だけで疲れてしまいます。
だからこそ、まずは配信を続けることを大切にしています。
うまく話せない日があってもいいし、思うような配信にならない日があってもいい。
少しずつ改善していけばいいと思っています。
配信内容を決めすぎない
わたしは乙女ゲームを中心に配信しています。
物語の展開やキャラクターの言動によって、自然に話したいことが生まれるのが好きです。
事前に話す内容を細かく決めなくても、ゲームを遊びながら感想を話したり、視聴者さんと会話したりできます。
もちろん、ある程度の準備は必要です。
でも、すべての会話を用意しようとするより、その場で感じたことを大切にする方が、わたしには合っていると思います。
作業の優先順位を決める
配信も動画編集もブログも、全部大切にしたい活動です。
でも、全部を同じペースで進めるのは難しいことがあります。
そんなときは、今何を優先するかを考えるようにしています。
わたしにとって、Twitchでゲームを遊んだり、視聴者さんと話したりする時間は活動の中心です。
動画やブログも大切ですが、作業が増えすぎて配信そのものができなくなってしまうのは避けたいと思っています。
コメントが少ない日や視聴者が来ない日はどうする?
ゲーム配信をしていると、コメントが少ない日もあれば、思ったように視聴者さんが来ない日もあります。
わたしも、同時視聴者数が少ないことや、新しいフォロワーさんがなかなか増えないことに悩んだ経験があります。
数字が気にならないわけではありません。
頑張って配信したのに、思うような結果が出ないと落ち込むこともあります。
でも、コメントや視聴者数だけで配信の価値が決まるわけではないと思っています。
コメントがなくてもゲームを楽しむ
乙女ゲームでは、キャラクターのセリフや物語に集中する時間があります。
視聴者さんがコメントせずに楽しんでいることもあるかもしれません。
だから、コメントがないときは無理に話題を探すのではなく、ゲームの感想を話すようにしています。
「このキャラクター、最初と印象が変わったな」
「今のセリフ、すごくよかった」
そんな素直な感想でも、実況になります。
見に来てくれた人を大切にする
配信を続けていて嬉しかったことのひとつが、以前から見てくれていた視聴者さんが、久しぶりに遊びに来てくれたことです。
配信するゲームや活動の方向性が変わっても、また来てくれる。
それがとても嬉しかったんです。
ゲームが好きだから見に来てくれるのはもちろん嬉しいです。
でも、少しずつ『この配信者に会いに来た』と思ってもらえる場所になったらいいなと思っています。
数字も大切ですが、目の前にいる人との時間も大切にしたいです。
ADHD・ASDがある人がゲーム配信を始めるなら
ここからは、わたし自身の経験をもとに、これから配信を始めたい人に伝えたいことを紹介します。
最初から毎日配信しなくてもいい
ゲーム配信を始めると、できるだけたくさん配信した方がいいのかなと思うかもしれません。
でも、最初から毎日配信する必要はありません。
週に1回でも、短時間でも、自分が続けられるペースで始めてよいと思います。
配信を続けることが負担になってしまうなら、回数や時間を見直すことも大切です。
配信準備はできるだけ簡単にする
配信を始める前に、確認することが多すぎると、それだけで疲れてしまうことがあります。
例えば、配信タイトルやゲーム画面、音声など、毎回確認する項目を決めておく方法があります。
必要なことを簡単なチェックリストにしておけば、準備の負担を減らせるかもしれません。
ただし、チェックリストを作ること自体が負担になるなら、無理に細かくする必要はありません。
コメントへの対応方法を考えておく
コメントを見落としてしまうことが気になるなら、チャット画面の位置や文字の大きさを調整する方法があります。
また、配信中にすべてのコメントへ即座に返事をしようとせず、ゲームの区切りで確認する方法もあります。
自分が無理なくゲームと会話を楽しめる環境を探してみましょう。
休んでも再開できるようにする
配信を休んでしまうと、『もう続けられないかもしれない』と考えてしまうこともあるかもしれません。
でも、1日休んだからといって、それまでの活動がなくなるわけではありません。
予定どおりにできなかった日があっても、また配信できる日に戻ってくればいい。
わたしも、そんなふうに長く活動を続けていきたいと思っています。
わたしがゲーム配信を続けたい理由
わたしはゲームが好きです。
特に、物語のあるゲームが好きで、乙女ゲームを中心に配信しています。
好きなキャラクターに出会ったり、思いがけない展開に驚いたり、物語の結末を見届けたり。
そうした時間を誰かと共有できるのが、ゲーム配信の好きなところです。
そして、配信を続けるうちに、ゲームだけではなく視聴者さんと過ごす時間も大切になりました。
コメントを通して会話したり、久しぶりに来てくれた人と再会したり。
そんな時間が、わたしにとって配信を続ける理由のひとつになっています。
わたしは『物語を旅する』をコンセプトに活動しています。
これからも、いろいろな物語を視聴者さんと一緒に楽しみたいです。
ADHD・ASDとゲーム配信についてよくある質問
Q. ADHD・ASDがあるとゲーム配信は難しい?
人によって異なります。
複数の作業を同時に進めることや、予定を管理することに難しさを感じる人もいるかもしれません。
一方で、ゲーム配信のどの部分が得意で、どの部分が負担になるかは人それぞれです。
自分に合った配信方法を考えることが大切だと思います。
Q. コメントを見落としてしまっても大丈夫?
コメントを見落とすことは、ADHD・ASDの有無にかかわらず起こり得ます。
気づいたときに返事をしたり、コメントを確認しやすい環境を整えたりする方法があります。
すべてのコメントに完璧に対応しようとして、ゲームを楽しめなくならないことも大切です。
Q. 毎日配信できなくても活動を続けられる?
毎日配信しなければならないわけではありません。
週に数回でも、短時間でも、自分の生活や体調に合わせて活動する方法があります。
長く続けたいなら、無理のないペースを考えることが大切です。
Q. 発達障害があることを視聴者に伝えるべき?
必ず伝える必要はありません。
わたしは自分のことを話していますが、障害や診断についてどこまで公開するかは本人が決めてよいことだと思います。
公開する場合も、診断名だけでなく、配信中にどんな配慮があると助かるかを必要な範囲で伝える方法があります。
無理に個人的な情報を公開する必要はありません。
まとめ|自分に合った方法でゲーム配信を楽しもう
ADHD・ASDがあっても、ゲーム配信をすることはできます。
ただし、得意なことや苦手なこと、活動しやすい環境は人によって違います。
わたし自身、配信の予定管理や動画編集、ゲームとコメントの同時進行など、難しいと感じることがあります。
それでも、配信時間をある程度決めたり、作業の優先順位を考えたりしながら活動を続けています。
うまくいかない日もありますし、今でも試行錯誤の途中です。
でも、好きなゲームを遊んで、視聴者さんと一緒に物語を楽しむ時間は、わたしにとって大切なものです。
もしADHD・ASDがあってゲーム配信を始めようか迷っているなら、最初から完璧を目指さなくてもいいと思います。
自分に合った方法を探しながら、少しずつ始めてみてください。
わたしも、これからも自分のペースで物語を旅していきたいと思います🌸